AZE VirtualPlace PHOENIX
Phoenix(フェニックス)は、これまでの日常読影環境を一新させるべく効率的に正確な読影を提供する「読影コックピット」です。
近年のスマートフォンやタブレット端末、Webブラウザの特徴を踏まえた「説明書不要のシステム」で、自由度の高いGUIをもとに自動比較画像配置機能や
比較表示時の3次元高速レジストレーションを搭載し、読影準備時間を大幅に短縮させます。
さらに独自のデータアクセス技術を開発しました。これにより院内のどのサーバーに今必要なデータが存在するか、簡単なキーワードを入力するだけで呼び出すことが出来ます。
Phoenixはオープンサイエンス思想のもと、ボストンのベンチャー企業が集う環境でプロジェクトが進行され、世界の最先端技術をいち早く吸収し、臨床現場に還元することを目標としています。

図: スマートコンペア機能(ボタン一つで関連の高い過去画像を次々に比較表示します)
新・肝臓解析ソフトウェア
肝臓解析ソフトは肝臓実質、脈管系の自動抽出と血管走行から血管支配領域を計算することを特徴としたソフトです。
体積計算に加え、外科医が肝切除術術前に必要な切除面の血管位置の把握、カンファレンスでの簡易シェーマ作成のためのポリゴン描画ツールなどを搭載して
います。今回の更新では全てのフェイズに非剛体レジストレーションを適応させることができ、肝臓辺縁の位置ずれを詳細に補正することが可能になりました。
またRIとCTを自動で位置合わせし、CTで分けられた区域中のRIのカウントを抽出し、レポート出力する機能も搭載されています。

図: ポリゴン表示(左)とカット面MPR表示(右)

図: RI + CT
新・CT細血管解析ソフトウェア
解析処理をバックグラウンドで実行し、解析中もMPRによる読影を可能にします。CPRやオブリークなどの冠動脈読影に必要な機能をシンプルにまとめ、常に最適なレイアウトを提供します。冠動脈評価を記録するチェックシートを用意し、狭窄の有無やCT値による性状、石灰化やアーチファクトなどをチェックシート形式で簡便に記入いただけます。わずかな操作で結果出力までサポートします。

高精度心臓抽出機能
CT細血管解析ソフトに搭載されている高精度心臓抽出機能では、従来は困難であった心臓と肺動脈、左心耳、右心耳の分離を自動で行うことができるようになりました。この機能はMRIでも高い効果を発揮します。除去が困難な心嚢水などによる心臓周辺の高信号成分を、1クリックで除去することができます。MRI冠動脈解析においてもユーザーの操作時間を大幅に削減することができます。

新・大腸解析ソフトウェア
大腸解析ソフトでは、炭酸ガスなどによる拡張させた腸管を自動で抽出し、内視鏡の経路を検索、大腸の展開図の作成などを行います。
また経口造影剤による残渣造影がなされたタギングデータを解析し、造影剤を空気に置き換えるクレンジング技術をいち早く搭載しています。
大腸解析ソフトは読影専用のソフトであり、仮想内視鏡モードとMPRを連動させ左右に配置させることで、仮想内視鏡で大まかな構造物を指定し、MPRで
詳細に観察するという効率的な読影スタイルを可能にしています。

図: 新比較レイアウト
パフュージョン(肺腫瘍)
腫瘍の血流を計算するパフュージョン解析を行い、小さい腫瘍でも血流値から良性悪性の判断を行えます。
Tofts Modelによるパフュージョン解析技術を搭載し、腫瘍の性状判定が可能です。
また、これまで肺野における経時的撮影は、呼吸や心拍変化から、そのままでは安定した位置情報で解析することが困難でしたが、腫瘍部分に特化したレジストレーション技術を開発することで、精度の高い結果を得ることが可能となりました。

T1マッピング
継時的にTIを変化させ撮影されたMRI画像から自動的にT1値を計算します。
様々な臓器における組織変性の評価を見越して開発されており、たとえば海外の研究施設では心筋に応用されている実績があります。

フロー解析ソフトウェア
フロー解析ソフトでは、MRIによるフェイズコントラスト画像をもとに定量的な速度計算を行うことができ、今回はQp/Qs計算機能を搭載しました。
これは特に被曝が伴わないことから、小児循環器におけるASDや、PDA開存などの先天性疾患が与える身体への影響への判定に有効とされます。腎動脈や頸動脈など、広い範囲で活用できます。
またAZE独自のネットワークシステムによって、コンソールサイドでなくても計算が実行できるので、例えば医局や外来のネットワーク端末でその結果を得ることが可能です。










